CLT工法とは?

現在建て替え工事中の平野調剤薬局は、2019年5月に新たな薬局に生まれ変わります。
新薬局の完成予想

薬局の建物は、断熱性・耐震性にすぐれた木造建築“CLT工法”で作られます。
C LTとはCross Laminate dTimberの略で、
板の層を各層で互いに直交するように積層接着した木材の厚型パネルのことを呼びます。
実は、戦後に植林された樹木が成熟して伐採期を迎えており、その多くはスギです。
スギは柔らかい材質のため大規模な構造材には不向きですが、
CLTは積層させることで強度を高めることができ、国内の利用可能な資源を有効に活用することができます。
CLT工法で建築中の新薬局

*CLTの特徴*
*森林維持のため間伐した成熟木を有効活用でき、環境循環を促進する
*CLT材製造時に使用するエネルギーが小さいため、環境への負荷を低減できる
*断熱性に優れ、省エネルギー効果がある
*面として建物を支えるので、耐震性に優れている
*木材の香り、暖かみを感じることができる