四国連携環境を考える会

3月19日に、愛媛県今治市のみなと交流センター「はーばりー」で開催された、四国連携環境を考える会に参加しました。

主催は、四国四県中小企業家同友会の環境経営委員会です。
今回のテーマは、「地球沸騰化、社会変革の今をどう乗りこえるか?~環境経営のキホンから考える~」でした。


はじめに、愛媛県中小企業家同友会環境経営委員会委員長として、弊社の会長があいさつしました!

(株式会社平野 取締役会長:平野啓三)

基調報告は、阿部哲也氏(IKEUCHI ORGANIC社長)と、眞鍋明氏(マルブン会長)でした。

「タオル」と「食」の分野で先進的な取り組みをされているお二方。

IKEUCHI ORGANICの阿部社長からは、「最大限の安全と最小限の環境負荷」をコンセプトにしたものづくりについて、
(赤ちゃんが食べられる安全性、全商品オーガニックコットン使用、生産過程で使用する電力は全て風力発電)

マルブンの眞鍋会長からは、「地産地食で幸せな食卓を提供する」という理念に基づいた、地元生産者との活動について、
(通常の流通に乗せる場合よりも作物を高く買い取る、安定供給の約束はしない、不作の場合は別のもので補う形でマルブン側が対応する)

ご報告いただきました。


次に、滝口貴士氏(えひめ住販株部式会社社長)が司会を務めるパネルトークがありました。

滝口氏の進行のもと、報告者のお二人の話を深めていくうちに見えてきた、IKEUCHI ORGANICとマルブンの共通点。
それは、環境への先進的な取り組みに加えて、人材育成にも力をいれているという点でした。

IKEUCHI ORGANICとマルブンには、応援してくれるたくさんのマニア・ファンがいます。
それは、両企業が「お客様の声に応える」ことを大切にしてきたからです。
そして、そこで働く人たちが、お客様の声に応えることができるのは、
企業が大切にしている価値観・理念の共有がしっかりと為されているからです。

同じ志向を持った仲間との繋がりが、お客様の要望(理想)と現実とのギャップ(問題)を解決するうえで重要です。

繋がりのチャンスを逃さないように、日頃から自分の考え・想いを言葉にすることが必要だと感じました。


報告をもとに、小グループに分かれて「明日から実行できること」を話し合い、共有しました。
その後、常川真由美氏(環境省四国環境パートナーシップオフィス所長)による総括があり、
最後に、島田治男氏(香川県中小企業家同友会副代表理事)が締めのあいさつを行い、閉会しました。

閉会後は、西条市小松町にあるマルブン本店にて懇親会が開催され、参加者間の交流を深めました。

懇親会では、先日めざましテレビが開催した「FNSご当地うま撮りグランプリ」で、
日本一に輝いた「五代目鯛めし」をいただきました!!

詳細は、明日公開のブログをご覧ください🎵