災害に備えましょう~食事編~

いつ起こるかわからない「もしも」の時のために皆さんは家庭の人数分の食料や飲料水を準備していますか?
食料や飲料水は少なくとも1人3日分、できれば1週間分を備えておくことが推奨されています。どのようなものを備えておけばいいか確認してみましょう。
□水 1日3L×3日分×家族分
   ☆2Lサイズだけでなく500mlサイズも用意しましょう
   残菜入れ等としても使用できます
   ※衛生的に保つためにもコップに移しかえて飲むことがおすすめです。
□主食 3食分×3日分×家族分
 例・無洗米
  ・アルファ米(水をかけるだけでできるご飯になる米)
  ・水戻し餅
  ・シリアル
  ・パスタ
  ・即席麺、カップ麺、乾麺
  ・レトルトごはん  等
□主菜 3食分×3日分×家族分
 例・肉や魚の缶詰(ツナ缶、サバ缶、コンビーフ缶、焼き鳥缶等)
  ・大豆水煮缶
  ・レトルト食品(カレー、牛丼等)
  ・魚肉ソーセージ
  ・チーズ  等
□副菜 3食分×3日分×家族分
 例・野菜ジュース
  ・野菜、果物の缶詰
  ・乾燥野菜
  ・即席汁
  ・海苔
  ・乾物(干ししいたけ等)
  ・ビタミンやミネラルのサプリメント 等
□嗜好品
 例 ゼリー、クッキー、チョコレート、グミ、アメ、きなこ  等
☆カルシウムを多く含む、鉄を多く含む等の栄養補助食品もおすすめです。
 
*食品以外の備え*
□カセットコンロ
□カセットボンベ
 1週間分以上の備えが推奨されています。
 大人2人分で7~10本程度が目安です(季節や製品によっても異なります)
□ラップ
 食器や紙皿を汚さないためにあらかじめ敷くと良いです。
 丸めてスポンジ代わりにしたり、怪我をしたときの応急処置や身体の保温など様々な場面で活躍するので備えておきましょう。
□紙皿
□割り箸
□使い捨てフォーク
□使い捨てスプーン
□紙コップ
□ポリ袋
 手袋代わりになり、荷物の仕分けにも使えます。簡単な調理の時など様々な場面で活躍できます。
□手指用アルコール
 除菌シートと比べてごみが出ない、乾燥しないためおすすめです。
□ウェットティッシュ
□クーラーボックス
 停電時に食材の保管等で役立ちます。
※高齢者や乳幼児、疾患のある方は必要に応じた食品も備えておきましょう。
*ローリングストック法*
日常的に表のような非常食を保管し、食べた分を買い足すことを繰り返す、このような家庭で常に食事や水分を備蓄しておくローリングストック法があります。
ポイントは①期限を確認して古いものから使う②食べたら買い足して補充することです。非常食がセットになった持ち出し袋のようなものを購入すると賞味期限が長いものも多いため数年備蓄しておけますが、食べ慣れている味ではないかもしれません。このローリングストック法だと、日頃から慣れておくことができて、非常時も食べたことがあるものなので安心して食事ができます。
作り方や冷めても美味しいかなどの確認も兼ねて、いろいろ試して好みのものを備蓄しておきましょう。