朝夕が涼しくなり過ごしやすくなってきましたが、「体がだるい」「食欲がない」などといった夏の疲れが出てきていないでしょうか?日中はまだまだ暑さが続きますので、のどの渇きを感じる前から水やお茶でこまめな水分補給をし、快適な室温で十分な睡眠を取り、次のポイントを押さえた献立も紹介するので、食事対策もして残暑を乗り切りましょう!
○暑さに負けない食事のポイント
・たんぱく質
夏は食べやすいそうめんなどの炭水化物に偏った食生活になりがちで、たんぱく質が不足する傾向にあります。そうめんなら、卵やほぐした鶏ささみをトッピングするなど一手間加えましょう。
・ビタミンB1
疲労回復に効果的な栄養素です。体内に蓄えておくことができないため、汗をかいたりすると不足してしまいます。そのため、多く含んでいる豚肉や玄米などから摂りましょう。また、たまねぎやにんにくなどアリシンを含む食材はビタミンB1の吸収を高めてくれるため一緒に摂ることをおすすめします。
・ビタミンC
抗酸化作用を持つ栄養素です。暑さや疲れによりストレスを感じると消費され、不足してしまいます。野菜や果物に多く含まれています。
・香辛料や香味野菜を活用
カレー粉などの香辛料や香味野菜を料理に取り入れることで、胃液の分泌を促し、食欲増進へ繋がります。
・クエン酸
酢の物や梅干、レモンなどの酸味のあるものは疲労回復に効果があります。
☆残暑を乗り切る元気メニュー☆(1人分) 563kcal たんぱく質:22.5g 塩分1.9g・ごはん ………150g★豚肉のカレー炒め・豚もも肉 ……50g ・たまねぎ ……60g・まいたけ ……25g ・にんじん ……10g・ピーマン ……15g ・塩こしょう …少々・カレー粉 …小1/2 ・しょうゆ …小1・みりん ……大1/2 ・酒 …………大1/2・片栗粉 ……小1 ・油…………小 1① 食材は食べやすい大きさに切る② フライパンに油をひき、豚肉、他の食材を塩こしょうで炒める③調味料を混ぜ入れ、さっと炒め、仕上げに水溶き片栗粉でとろみをつける★きゅうりの梅しそ和え・きゅうり …60g ・ちくわ ……10g・えのき ……20g ・青しそ ……1枚・練り梅 ……小1/2 ・しょうゆ …小1/2・みりん ……小1/3① 食材は一口大に切り、えのきはレンジで1分半加熱する② 調味料を混ぜ、食材と和える★トマト卵スープ・トマト ……1/2ヶ ・卵 …………1/2ヶ・ねぎ ………少々 ・中華だし …小2・酢 …………大1/2 ・塩…………少々・水 …………200ml① トマトはくし形に切り、水を入れた鍋で煮て、中華だし・塩で味を整える② お酢を入れ、煮立ったら溶き卵を入れてふたをして少しおき、仕上げにねぎを散らす