管理栄養士がお届けするブログ
今月のテーマは、『スポーツの秋~食事で疲労回復しよう!~』です♪
まだまだ、暑い日が続いていますが、徐々に気候の良い季節になっていくかと思います。
秋といえば…色々な秋がありますが 『スポーツの秋!』
筋肉をしっかり使った運動をする事で、体のエネルギーが使われ血行もよくなり、秋バテの予防にもなるため、
ウォーキングやラジオ体操など、習慣的にできる運動を行ってみましょう。
しっかり運動をするなら食事にも工夫があるとよいです♪
運動量が多いほどエネルギーの不足を補うために、筋肉を壊して糖質(エネルギー)に変えてしまいます。
必要な栄養素を食事から摂らないとせっかく運動しても筋肉が減ってしまい、疲労もたまりやすくなります。
特に、1時間以上汗をかくような運動をした場合は、筋肉量の維持・UP、疲労回復のために必要な
主食、主菜、副菜、牛乳・乳製品、果物を揃えた栄養バランスのよい食事を摂るようにしましょう。
今回は、主食の働きについてお伝えします☆
【主食】ご飯、パン、麺類など
体を動かすエネルギーになります。
せっかく運動しても炭水化物(糖質)を摂りすぎると太ってしまいますが、
不足すると体の筋肉を分解して糖質に変え、エネルギーとして使ってしまいます。
食事から摂ったたんぱく質(肉・魚・卵・大豆製品・乳製品など)も糖質(炭水化物)が不足していると
筋肉を作るための材料ではなくエネルギーとして使われてしまいます。
筋肉量の維持・UPのために、エネルギー源としてご飯を食べる事がオススメです。
≪糖質を摂るポイント≫
〇 主食量の目安(1食当たり)
〇 特に汗をかいて1時間以上しっかり運動した場合は、筋肉を壊して糖質(エネルギー)に変えようとするため、
運動直後に果物やおにぎりなど糖質を摂る事がオススメです。
糖質を摂った場合は、次の食事で主食量を調整しましょう。
〇 主食をしっかり摂っていても、ビタミン類が不足するとエネルギーとして使われず、脂肪に変わりやすくなります。
エネルギーの不足から、疲労もたまりやすくなってしまいます。
ビタミンB群(豚肉、玄米、大豆製品など)も一緒に摂るようにしましょう。
次週からは、筋肉をしっかり作れて疲労回復によい栄養素とレシピとを紹介します。
お楽しみに(^O^)/