サーキュレーター

冷たい空気は下に溜まり、暖かい空気は上に溜まる性質があります。サーキュレーターで風を起こして循環させることで、部屋全体の温度を均一にすることができます。
冷房は温度を低くするほど、暖房は高くするほど電気代が上がりますが、エアコンとサーキュレーターをうまく併用することで、冷暖房ともに適切な温度で利用できるようになり電気代の節約にもつながります。

《置き場所・置き方》

冷房・・・エアコンの下から少し離れたところで、エアコンが背になるように横向きに置き、部屋中に冷気を循環させます。

暖房・・・エアコンの反対側に置き、対角線上になるようにエアコンに向かって風を送りましょう。天井に向けて運転する方法も、上に溜まった暖気を降ろすのに効果的です。

換気・・・窓を開け、部屋の端から窓に向かってサーキュレーターを運転させることで、夏は部屋に溜まった熱気を外に逃がして涼しい外気が入ってくるように促し、冬は暖かい空気が上に溜まらないように下から上に向かって置くことで、部屋の温度を循環してくれます。
また、洗濯物の部屋干しもサーキュレーターで部屋の空気を循環させることで湿気が分散され衣類が乾きやすく、ニオイを防ぐことができます。

夏の電気代の大半を占めるのはエアコンです。
6月から電気料金も上がり節電も気になりますが、熱中症の心配もあるので我慢しすぎはよくありません。サーキュレーターを上手に活用して、節電しつつも快適に夏を過ごしましょう。