体ポカポカ料理♪

管理栄養士がお届けするブログ

今月は『食事で体を温めよう』がテーマです♪
2月に入りましたが、まだまだ寒い日が続いています>_<

 

冷えは万病のもと、と言われており、
放置しておくと疲れやすい、寝付きが悪い、頭痛、腰痛、肩こりなど
さまざまな体の不調を引き起こします。

 

温かい食べ物を食べると、冷えて緊張した体が緩み、血流が良くなって温まるので
リラックスして疲れも解消できます。
それでは、体を温める食事のポイントをご紹介していきます。

 

★体を温める食材
●れんこん、人参、ごぼう、大根、かぶ、かぼちゃ、りんご、ぶどう など
 根菜類、赤や黒などの暖色の野菜や果物、柔らかいものより固いものが良いでしょう。
 水分の多いものは体を冷やすので、寒い地方や時期に収穫される野菜を積極的にとりましょう。
●納豆、キムチ、みそ、ヨーグルト、チーズ など
 発酵食品は代謝を良くする酵素が含まれているため、体を温める効果が期待できます。
 酵素は熱に弱いとされているため、、加熱調理する場合はなるべく調理工程の最後に加えて加熱しすぎないのがポイントです。
 
●生姜、にんにく、香辛料 など
 これらは料理に使ったり、お湯や紅茶で割って飲んだんりと気軽にとれます。
 紅茶1杯にすりおろした生姜を小さじ1杯、黒砂糖を少し入れて飲むと体が温まるのでおすすめです。
 
 
★このような食事には注意が必要
 
▲朝ご飯を抜く
 朝ご飯を抜くと、体の体温が上がらず低体温になりがち。血流も悪いままなので冷えを感じてしまいます。
 
▲体を冷やす食材をよく食べる
 夏が旬の野菜、南国の食べ物や飲み物は体を冷やす性質があります。
 冬は特に調理方法を変えたり、食べる量を少し控えたり工夫してみましょう。
 
▲極端に偏食
 インスタント食品が多い、野菜を食べない、米などの炭水化物ばかり食べるなど
    栄養バランスが乱れるとたんぱく質、ビタミン、ミネラルの不足が起こり、
   冷えが悪化します。
 また、偏食だと貧血になりがちです。貧血によりヘモグロビンが不足すると、
   栄養素が酸素不足で不完全燃焼を起こし、体が温められなくなります。
 
体を芯から温める食生活を心がけ、寒い冬を乗り切りましょう♪
来週からは、体を温めるレシピのご紹介をしていきます^^