パートナーシップで目標を達成しよう

 
昨年9月からSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)の
目標と健康を関連付けて、世界中で起こっている貧困や環境汚染などを
毎月一つずつ紹介してきました。
2019年9月: 地域ESD活動推進拠点に登録されました
   10月:痩せ願望にあるリスク
   11月:身近な化学物質による水環境汚染
   12月:ご存知ですか?世界の予防接種状況
2020年1月:気候変動の影響と、将来起こりうる影響
   2月:マイバッグをご持参ください
   3月:災害対策とSDGs
   4月:健康経営優良法人2020に認定されました
   5月:再生可能エネルギーって何?
   6月:頭痛薬の使用過多による頭痛
   7月:児童虐待を防ぐために
 
   8月:パートナーシップで目標を達成しよう

飢餓や貧困、気候変動、ジェンダー差別などを解決し、
“誰一人取り残さない”持続可能な社会を実現していくためには、
遠い国で起こっている問題ではなく自分たちの問題としてとらえて行動を変えることが大切です。
途上国で児童労働や十分な賃金が支払われない労働によって生産された値段の安い商品を、
先進国で大量に消費・廃棄して環境中に排出し、
食物連鎖の中で濃縮された化学物質を摂取してしまっていたり、
大量のエネルギー消費によって起こった気候変動は、
異常気象やパンデミックという形で私たちの生活を脅かしたりしています。
特に、近年深刻化する異常気象の被害については早急に対応が必要です。
持続可能な社会を実現するために
問題を解決するためには、まずは情報を収集して行動を変えることが大切です。
7月からレジ袋が有料化になったことで、
多くの人がマイバッグを持参してレジ袋の利用が減少したように、
大勢の人が消費者として少し行動を変えるだけで大きな変化になります。
近年多くの企業がSDGsへの取り組みを表明し、
環境保護活動や海外での人道支援、経済的支援を行っています。
それらの企業の商品を選ぶことも、持続可能な社会を実現することに繋がっていきます。
また行動の変化は一人の人や一つの企業だけで取り組むのではなく、
様々な人や団体、企業、自治体、国が共同してパートナーシップを構築することが大切です。
それぞれが持つ知識や技術、経済力、資源を出し合って
SDGsという共通の目標に取り組むことで、世界が抱える様々な問題の解決の力となります。
平野薬局も教育機関や企業、市民団体などと共同して今後も SDGsに取り組み、
持続可能な社会といつまでも健康に住み続けられる町づくりに取り組んでまいります。