献血をしてみませんか?

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で全国的に、献血に協力する人が急減しています。
各地で大学が休校になり、職場もテレワークが推奨されたことで献血バスの行き場が減り、
外出の自粛で献血ルームを訪れる人も減っていて、
今後第二波・第三波が続けば輸血用の血液が足りなくなるおそれもあります。
献血は何故必要?
日本赤十字社(日赤)によると、
治療で輸血を受ける人は毎日全国で3000人。
病院では新型コロナへの対応に追われ
手術が延期されるケースもありますが、
がんや白血病の治療など定期的な輸血を必要としている方もおり、
血液の需要は多くあります。
血液は人工的に作ることができないので、善意の献血に頼るほかありません。
しかし輸血用の血液は、
保存できる期間が短く赤血球で3週間、
また血漿は1年、血小板に関しては採血してから4日間しかもちません。
献血で集められた血液は特定の感染症にかかっていないかなど検査が行われた後、
赤血球や血小板や血漿など成分ごとに分けられて各地の日赤で保管され、
24時間いつでも医療機関に届けられる仕組みになっています。
献血のお願い
日赤では、「献血は不要不急の外出にはあたらない」として協力を呼びかけています。
この時期、どこの献血会場でも新型コロナウイルスの感染防止策を徹底しています。
献血希望者にはマスク着用をお願いし、
手指の消毒や体温測定はもちろん、
味覚や嗅覚に違和感がないかどうか確認し、
距離をあけることも徹底されています。
採血し終わるたびにベッド全体も丁寧に消毒もしています。
所要時間は初めの検査が15分程度、
採血が全血献血400mlで10~15分程度、
休憩時間10分程度と待ち時間も入れて1時間程度かかると考えておくと十分です。
ただし献血には健康を守るため様々な制限があります。
例えば400ml献血をする場合は、男性は17歳、
女性は18歳から69歳まで、体重50㎏以上、
血圧の程度や貧血の有無などの制限や、
海外渡航歴や今までの病歴、
現在飲んでいるお薬の種類によっては献血ができない場合があります。
◎7月の今治市での献血予定
7月7日(火)
今治市大三島支所/今治市大三島町宮浦5708
〈13:30~14:30〉
今治市上浦支所/今治市上浦町井口6605
〈15:30~17:00〉
 
7月13日(月)
今治市菊間公民館/今治市菊間町浜840
〈9:30~10:30〉
 
7月17日(金)
愛媛県今治警察署/今治市旭町1丁目4-2
〈10:00~13:00〉
 
7月26日(日)
イオンモール今治新都市 平面B駐車場/今治市にぎわい広場1-1
〈10:00~11:30・13:00~16:00〉
 
7月30日(木) 
JAおちいまばり本店/今治市北宝来町1丁目1-5
〈9:30~11:00〉
※献血会の日時と場所は日赤のホームページで確認できます