疲れない毎日をすごすには

年齢を重ねるにつれて、「休んでいるのに疲れがとれない」「いつも体が重くてぐったりしている」などと感じること増えていませんか?
私たちが「疲れた」と感じる時、疲れているのは体ではなく、本当に疲れているのは脳の自律神経であると言われています。
自律神経は使えば使うほど疲労して老化していきます。
20歳代を過ぎると急激に機能は低下し、復活することはほとんどなく、加齢とともに疲れやすくなるのはこのためです。

充分な睡眠が疲労回復につながる

1日の疲れ、すなわち自律神経の疲れをできるだけ軽くするには、疲れをその日のうちに回復させ、ためないことが大切で、充分な睡眠が必要です。
★必要な睡眠時間には個人差がありますが、目安として6時間以上、質の良い睡眠をしっかりとることが大事です。
★寝る1~2時間前に38~40度のぬるめのお湯で半身浴を 10~15分程度することで、体は眠る準備に入ります。
★睡眠中に呼吸や皮膚から水分が失われ脱水状態になることもあるので、寝る前にコップ1杯の白湯を飲んで、胃腸を温め、気持ちも落ち着かせましょう。

規則正しい食事で元気にすごそう

朝食は必ず摂り、よく噛んで食べましょう。

★疲労回復効果の高い、鶏むね肉、豚肉、まぐろ、かつおなどを食べるように工夫しましょう。
★レモン、梅干し、黒酢などのすっぱいものは、より疲労回復に効果的です。

軽い運動を習慣に

★汗をかくような運動は疲労を倍増させる場合もあるため、散歩やストレッチなどの軽い運動を日常的に行いましょう。
長時間同じ姿勢でいると、血流が滞って疲労につながります。ときどき立ち上がる、座りながら足をのばす、かかとの上げ下げをするなど簡単なストレッチで疲れをとりましょう。
疲れている時は、何よりも休息することが必要です。
1日の中で何もせずにぼーっとする時間をつくるよう心がけましょう。
横にならずに目をつぶるだけでも効果的です。
手抜きもして効率よく、疲れない毎日をすごしましょう。