冷えが気になる季節、そのまま放置すると心身の不調をまねく事もあります。
今月は、薬膳の考え方をベースに体を温めるレシピを紹介していきます♪
薬膳は、中国の伝統医学である『中医学』を土台としている料理で、食材(以下食薬)と生薬を使用して料理します。
★食薬と生薬とは
〇食薬:食用と薬用の両方に使える食材
〇生薬:植物・動物・鉱物・海産物などの自然資源のうち、薬効が認められるもの
今回は、中でも食薬についてお伝えします。
★5つの性質
どの食薬も5つの性質に分ける事ができます。
〇熱性:体を熱くさせる性質がある
〇温性:体を温める性質がある
〇平性:体を温めも冷やしもしない、はっきりとした性質がない
〇涼性:体を冷やす性質があるあ(寒性ほど強くはない)
〇寒性:体を冷やす性質がある
体を温めたい場合は、温・熱性の食薬を中心に選ぶ事がポイントです!
★体を温めてくれるオススメの食薬は
〇野菜・種実 :にら、ねぎ、三つ葉、くるみなど
〇香味野菜 :しそ、しょうが、みょうがなど
〇肉・魚介類・乳製品:鶏肉、鮭、エビ、チーズなど
〇香辛料・調味料 :唐辛子、胡椒、シナモン、みそなど
その他、食生活の中で必ず常温以上の飲食物をしっかりよく噛んで食べる事も大切です。
温かい汁物を付けるようにするのも体が温まってよいと思います。
次週から上記の食材を使ったレシピを紹介します。
ぜひ参考にしてみてください☻