食物繊維で腸活

管理栄養士がお届けするブログ
今月は「食物繊維で腸活」というテーマで腸を元気にするポイントをお話します。

腸活というと、ヨーグルトなどの特定の食品を思い浮かべる方もいるのではないでしょうか。
腸に良い食品も腸を元気にするためには大切なことですが、まずは食べ方を工夫してみましょう。

 

腸を元気にする食べ方のポイント
①3食たべる … 特に朝食は腸の働きを活発にするためにしっかり食べましょう。
②よく噛んでたべる … 腸がよく働くだけでなく、唾液も出るため消化にも良いです。
③適度に水分をとる … 水分が不足していると便が硬くなり便秘になる場合もあります。

これらのポイントをおさえた上で、腸に良い食べ物も取り入れてみましょう。

★善玉菌
健康をサポートしてくれます。
発酵食品に含まれていることが多いです。ヨーグルト、味噌、チーズ、納豆、塩麹など

★水溶性食物繊維

善玉菌のエサとなります。間接的に腸の健康へとつながります。
また、便を軟らかくして滑りを良くしてくれる働きもあります。
芋類、ネバネバ野菜、果物、海藻類などに多く含まれています。
★不溶性食物繊維

便のカサを増やし、便通を良くしてくれる働きがあります。
大豆類、キャベツ、レタス、ほうれん草、たけのこ、ごぼう、きのこ類などに多く含まれています。

日本人は食物繊維が不足気味だと言われています。
野菜・きのこ類・海藻類の目安量は1食に、生なら両手にいっぱい、熱を通した場合は片手分くらいです。
茹でたり、煮たり、焼いたりした方がカサが減って量を食べやすいと思います。
善玉菌のエサとなり、便のカサを増やしてくれて腸の健康へとつながるので目安量を目指してみてください♪

次週からはこれらの食材を使ったレシピを紹介していきます☺