オンライン診療

オンライン診療とは、インターネットを介して診察を受ける仕組みです。スマートフォンやタブレット、パソコンなどを使って、テレビ電話のように画面越しに医師と対話をして診察をうけることになります。
現在、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、導入する医療機関も増えています。
今治市でも、かとう内科やまつうらバンビクリニックなどで導入されているようです。
オンライン診療のメリットは?
★通院にかかる時間や受付、会計などの待ち時間が短縮できる
診察は予約制で、待合室での待ち時間がありません。また、会計などもオンライン上で行うためそれらにかかる待ち時間もありません。
★自宅や外出先で診察が受けられる
病院やクリニックまで足を運ばずに、インターネット環境がある場所であればどこでも診察が受けられます。
★院内感染・二次感染のリスクがない
他の方と接触がないため、二次感染の心配がありません。
薬が必要な場合は?
医師の診察を受けて薬が処方された場合、処方箋を自宅に郵送してもらい近所の薬局で薬を受け取ります。その他、オンライン診療と同様に薬剤師による「オンライン服薬指導」を受ければ、薬局に行くことなく薬を自宅に送ってもらうという方法もあります。
費用は?
支払いは主にクレジットカードで行います。費用にはオンライン診療のシステム利用料が含まれますが、金額は医療機関ごとに異なるのであらかじめ確認してみましょう。
だれでも利用できるの?
画面越しでの診察なので症状によっては、向き・不向きがあります。また医療機関によっては対象となる病気や、かかりつけで再診の方のみなど限定していることもあります。
〇オンライン診療に向いている症状:
高血圧や脂質異常症、花粉症や喘息など症状が安定している慢性疾患で経過観察をしている場合など。
また、医療機関を受診した方が良いかどうか自分で判断しにくい場合など、まずオンライン診療で相談してみるという使い方もあります。
△向かない症状:
触診や聴診が必要な症状やけがなどで処置が必要な場合、急な腹痛や胸痛、呼吸苦や、慢性疾患が悪化した場合など、検査や処置が必要な場合は受診をする必要があります。
オンライン診療の基本的な流れ
 
①まずはオンライン診療専用のプログラム(アプリやソフト)をスマホやパソコンに取りこみます
②名前や住所、支払いに使うクレジットカードなどの利用者情報を登録
③受診したい医療機関を検索し、予約する
④事前に問診表に入力する
⑤予約時間になったら、診察を開始などのマークを押して診察を受けるます。
オンライン診療と対面診療の長所や短所を理解し、上手に使い分けて利用されるといいでしょう。