ピラティスとは？
ピラティスとは、1883年にドイツで生まれたジョセフ・ハベルタス・ピラティス氏によって考案されたエクササイズです。
幼少時代、病弱だったピラティス氏は、その病を克服するために様々なスポーツやトレーニング、運動療法を研究しました。そこから第一次世界大戦中に戦争で傷を負った兵士のリハビリに使用し、発
展させていったのがピラティスの原型だそうです。
ピラティスとは、身体の柔軟性を高めることや、筋力の強化、そしてバランスを整えることを目的としてデザインされたエクササイズです。
ヨガとはどう違う？
ヨガはもともとインドの瞑想による修行法が発展したものです。
ピラティスはリハビリが起源になっていて体を動かしますが、ヨガは体を動かさないポーズを取ることで、精神面から体を整えるというのが主な目的です。
自律神経を整える効果が高いと考えられています。
リハビリ療法のひとつとして病院で導入
日本でも大学病院、クリニックなどでリハビリテーションとして導入されていたり、オーストラリアでは保険適用になっていたりするようです。
実際にやってみた！
まず、私のプロフィールからご紹介します。
◎年齢：30代
◎運動歴：学生時代はずっと文化部で運動は苦手。社会人になってからヨガとフィットネスジムに通った経験がある。
◎普段の生活：週５日は薬局で仕事をし、休日は買い物をしたり家で過ごしたりすることが多い。
◎悩み：首や肩、肩甲骨まわりがこっている。ストレートネックや猫背で姿勢が悪い。
◎目的：姿勢や身体のゆがみを改善し、心と身体を健やかに整えたい。インナーマッスルを鍛えて体幹をしっかりさせ、バランスのとれた身体になりたい。
さっそくピラティススタジオに申し込み、体験レッスンを受けました。
私が参加したのは５人ほどの少人数制のグループレッスンだったので、正しい姿勢や動き、呼吸がわからなくても先生が個々に合わせたアドバイスや修正をしてくれるので、とても理解しやすかったです。
先生のお手本を見ながら、テニスボールを使って筋膜リリースをしたり、様々なストレッチやエクササイズをしたり、動き自体は激しくないものの体がポカポカと温かくなるのを感じました。ピラティス初心者だったので最初は少し緊張しましたが、すごく集中できてあっという間の約１時間でとても楽しかったです。
心と身体がすっきりして軽くなった感覚がありました。
継続は力なり！ということで、体験レッスンから約１か月経った今も週１回ほど通っています。
元々はけがをした方のリハビリから始まったピラティス。年齢や体力に関係なく、運動が苦手で経験がなくても、身体が硬くても、それぞれの目的に応じて無理なく取り組みやすいのではないでしょうか。スタジオや教室以外にもピラティスに関する書籍や動画もたくさん出ていると思うので、興味がある方は是非やってみてくださいね。
