暑くなりにくい部屋づくりを

暑さのピークが過ぎ朝夕が過ごしやすい季節になりましたが、
日中は30℃近く気温が上がる日もあり、もうしばらく暑さ対策の必要な残暑が続きそうです。
暑さのきびしい夏は、つい冷房に頼りがち。
夏場のエアコンは消費電力の約6割を占めており特に省エネしたい家電のひとつですよね。
今夏は節電の呼びかけがあり、今夏からは節電ポイント(各電力会社が節電量に応じてポイントなどを還元するキャンペーンのこと)も実施されています。
上手に省エネするためにも、まずは暑くなりにくい部屋づくりから始めてみましょう。
家に帰って部屋の中に熱気がこもっている場合、エアコンをつける前に扇風機を使ってみましょう。
扇風機の前面を外側に向け、背面を部屋の中に向けることで部屋の中の熱気を外に向けて流してくれます。
その後扇風機の後ろに氷を入れたボウルや凍らしたペットボトルを置くと、これだけで扇風機の風が冷たくなります。
また、室温を下げるために気化熱を利用するのもいいです。
霧吹きに水道水をつめてサッシや網戸などにシュッシュッと吹きつけます。
これだけでサッシや網戸の温度は5 度くらい下がります。
ただ節電にばかり気をとられて熱中症にかかるといけないので、
無理をせず上手に少しの工夫でお部屋を涼しくして、残暑も快適に過ごしましょう。