CSCI実技研修

平野薬局では毎月、社内の薬剤師のための学習会をしています。

コロナ禍ですが、医療は日々進歩していますので、学習は欠かせません。

マスクに消毒、検温、換気はもちろん行っての実習です。

今治市でも在宅医療が進む中、薬剤師による薬の管理や訪問も増えてきています。

在宅での緩和ケアでは、オピオイド持続皮下注(CSCI)の要望も増えてきており、様々なニーズに応えるために、今回は訪問看護ステーションの看護師さんに来ていただき、実際の手技について教えていただきました。

まず,手袋をしてから、シリンジと針を用意します。

こちらアンプルカットの練習用のアンプルくんで、中身は生理食塩水です。

アンプルの上部に残った薬液を落としてから

アンプルカット

アンプルの青の目印を向こう側に押すようにカット

アンプルからシリンジで薬液を吸い取ります。

ここで空気が入らないように注意。空気抜きも必要なら行います。

あとはしっかり、シリンジやアンプルの扱いに慣れるように練習を重ねます。

普段、注射剤に触れることのない私たち薬局薬剤師にとって
第一線で活躍中の看護師さんに直接ご指導いただき、本当に有意義な実習となりました。

平野薬局では医療機関や介護施設と連携して「自宅に帰れる街づくり」を目指しています。

皆様の多様なニーズにお応えするために、日頃から学習を進めていきたいと思います。