長野市で開催された中小企業問題全国研究集会に参加してきました。
初日は16の分科会でそれぞれの課題解決に向けて学び合いました。
私は「社員共育」がテーマの第9分科会に参加しました。
北海道大学大学院教育学研究院の宮崎隆志教授を講師に招き、
「ユネスコの学習権宣言の今日的意義 ~社員の可能性の追求と豊かな成長を目指して~」
というテーマで講演いただきました。
学習権とは、
読み書きの権利であり、
問い続け、深く考える権利であり、
想像し、創造する権利であり、
自分自身の世界を読み取り、歴史をつづる権利であり、
あらゆる教育の手だてを得る権利であり、
個人的、集団的力量を発揮させる権利である。
学習活動はあらゆる教育活動の中心に位置づけられ、
人々をなりゆきまかせの客体から、
自らの歴史をつくる主体にかえていくものである。
少し難しい内容でしたが、会社を変えて、発展させることにより、
自分たちも変わるような学習をすることが大切で、
個々の企業がそういった創造的な学習の場になれば、
社会はよりよい方向に変わっていくと思います。
そのためにも経営者は社員と一緒に学び、
そして一緒に実践していくことが大切だと思いました。