3月3日はひな祭り
桃の節句とも言われ女の子の健やかな成長を願うためのならわしです。
管理栄養士がお届けしているブログ、今回はひな祭りを祝うときによく食べられるお菓子
とオススメのデザートレシピについてご紹介させていただきます(^o^)/
和菓子の一種でひな人形を飾る際に供えられる菱形のお餅です。
・ヒシの実がモチーフで実がとがっている事から、節分のヒイラギと同じように「魔除け」、
心臓を表わしたものという説から「健康、長寿」など、諸説あります。
・色使いにも意味があり、下から「緑色(新緑)・白色(純白の雪)・ピンク色(桃の花)」の順番で
『雪の下に新芽が芽吹き、桃の花が咲いている春の情景』を表わしています。
緑色は「健康」、白色は「清浄」、ピンク色は「魔除け」の意味が込められています。
江戸時代頃、部屋に飾られているひな人形を野外に連れ出し景色を見せる
「ひなの国見せ」と呼ばれる風習があり、外で食べやすいように菱餅をくだいて
持って行った事が始まりとされています。
菱餅をくだいて作ったという説から緑色、白色、ピンク色の3色が多く、色の意味も菱餅と同じです。
また、黄色が加わった4食タイプは、ピンク色が「春」、緑色が「夏」、黄色が「秋」、
白色が「冬」と「四季」を表わしていると言われています。
女の子の幸せを祈るという意味が込められたお菓子です。
今日は、明日のひな祭りにも簡単に作れる
菱餅の3色を使ったミルクプリンをご紹介します(*^-^*)
3色ミルクプリン【デザートカップ1個分:202Kcal】
〈材料〉 デザートカップ2個分
【緑色】 【白色】 【ピンク色】
- 抹茶アイス 100g ◎バニラアイス 100g ☆いちごアイス 100g
- 牛乳 大さじ3(45g) ◎牛乳 大さじ3(45g) ☆牛乳 大さじ3(45g)
- ゼラチン 2g ◎ゼラチン 2g ☆ゼラチン 2g
〈作り方〉
①ミルクプリンを1層ずつ作ります(デザートカップ2個分)。
牛乳を沸騰直前まで温め火を止めゼラチンを溶かす。
電子レンジで1分程度加熱した抹茶アイスを加えてよく混ぜ、
粗熱がとれたらデザートカップに流し入れ、固まるまで冷やす。
※加熱しすぎるとゼラチンが分解して固まりにくくなるため、沸騰させないようにしましょう。
冷凍庫に入れておくと早く固まります(1時間以上冷やす場合は冷蔵庫にしましょう)。
②同じようにバニラアイスで白色のミルクプリン、
いちごアイスでピンク色のミルクプリンを作り粗熱をとる。
①に白色のミルクプリンを流し、固まったらピンク色のミルクプリンを
流して固まるまで冷やす。
出来上がり♪
★このレシピのポイント
ひな祭りのお菓子、菱餅と同じ3色のアイスを使ったミルクプリンです。
3層にするため、冷やす時間は少しかかりますが、
市販のアイスを使った手軽なデザートです。
ひな祭りのデザートにいかがでしょうか(#^^#)?