旬の食材を楽しもう!~白菜~

寒いこの時期に欠かせない食材といえば…
今が旬の「白菜」!!
11月~3月が旬なので、値段もお手頃価格になっていたり、
近所の方からまるまる1玉いただくことも多いですよね。

旬の時期というのは食材の栄養価が高く、普段より値段も安くなっていて、
さらに四季を食事から感じたりすることもできるので取り入れることをおすすめします。

そこで!管理栄養士が考える、白菜1玉余すところなく使うレシピをご紹介します♪
その前に…今回は白菜についてご紹介します☺

★新鮮な白菜の選び方
1玉まるまるのものは、ずっしりと重く、外側の緑が濃くて生き生きとしているもの、
葉と葉が開きすぎていないものを選ぶとよいでしょう。
カットされているものは、葉が隙間なくぎっしりと詰まっていて、断面が平らなものが新鮮です。
★保存方法
1玉まるまるのものは、新聞紙などで包み、葉先を上にして冷暗所に立てかけておくと、
1~2週間は保存できるといわれています。
カットされたものは、切り口が乾燥しないようにラップなどで包み冷蔵庫で保存しましょう。
★部位別のおすすめ活用法
〈外側の葉〉
少し硬めなので炒め物などでさっと火を通して歯ざわりを楽しむのがおすすめ
濃い緑はカロテンが豊富な証拠です。
カロテン…免疫力を向上させ、がんや動脈硬化の予防に効果があるともいわれています。
〈内側の葉〉
やわらかく、甘みがあるのでスープや煮物におすすめ
サラダなどにして生で食べてもよいでしょう
〈芯〉
水分が多く、歯ざわりもよいため、じっくり煮込んだり漬物がおすすめ
縦に細く切ると水分が出にくくシャキシャキした歯ざわりになるのでサラダや漬物に、
表面積を大きく削ぎ切りにするとよく味がなじみ柔らかくなるので煮物の時に。
★栄養
糖質や脂質の代謝を促してくれるモリブデンという栄養が含まれています。
摂りすぎた塩分を体の外へ排出してくれるカリウムや、風邪予防や美容効果も期待できるビタミンCも含まれています。
カリウムやビタミンCは水溶性なので、煮込んだ際には煮汁ごと食べると溶け出た栄養も摂ることができます。

次回からは白菜をたくさん使用するレシピをご紹介します。
旬の白菜の活用方法にお悩みの方はぜひ参考にしてみてください♪