腸を元気にしよう

管理栄養士がお届けするブログ、今月は腸を元気にしよう!がテーマです^^

腸には全身の60~70%の免疫細胞が存在しており、腸内細菌が腸管の免疫系の機能を働かせることで、良好な状態を維持しています。
腸を元気にするには、食事・運動・睡眠など日常生活全般を見直すことが大切です。
今日は食事についてのご紹介です♪

 

私たちの腸内には、多種多様な細菌が生息しており、腸内細菌は大きく分けて
善玉菌悪玉菌日和見菌の3つに分類されます。
腸内環境を整えるには、善玉菌のエサをとって善玉菌を育てるだけでなく、
善玉菌そのものを摂取して補っていく必要があります。

 

・善玉菌を含む食材
みそ、ヨーグルト、キムチ、チーズ、ぬか漬け、納豆、漬物、塩麹など

 

・善玉菌のエサになる食材
オリゴ糖、大豆、野菜(ごぼう、ねぎ、にんにく、アスパラガスなど)、果物(バナナ、キウイフルーツなど)

 

・食物繊維
野菜(ごぼう、にんじん、芽キャベツ、オクラ、ブロッコリー、ほうれん草など)、納豆、いも類、海藻類、きのこ類、果物など

 

発酵食品やオリゴ糖などは善玉菌を増やし、食物繊維は悪玉菌を減少させる働きがあります。
逆に、肉類やスナック菓子のとり過ぎは腸の働きを悪化させることがあるため、注意が必要です。
また、市販加工食品には保存料や防腐剤、合成添加物などさまざまなものが多く含まれていて
これらを取り続けると、腸内環境に悪影響を与える可能性があります。
市販の加工品や、ハム・ウインナーなどは食べる量や頻度に気をつけましょう。

それに加えて
★よくかんで食べる
★適度な運動
★ストレスをためない(自然と触れ合ったり、ゆっくりと深呼吸したり)
のような腸に良い生活習慣を心がけることも大切です。


それでは来週からはおすすめの食材を使った腸を元気にするレシピをご紹介していきます♪