12月に平野薬局は
「事業継続力強化計画」
の認定を取得しました。
これは中小企業が策定した防災・減災の事前対策に関する計画を経済産業大臣が認定する制度です。
近年、大規模な地震や台風などの自然災害が全国各地で多発しているのに加え、
今般の新型コロナウイルス感染症など、自然災害以外のリスクも顕在化しています。
大規模災害時においても、薬局は医療機関と同様に開局が求められる施設です。
いかなる状況下においても薬局業務を継続できる体制を確保していけるように、本認定制度を取得しました。
計画に記載する主な事例は以下の通りです。
・ハザードマップ等を活用した自然災害リスクの確認方法
・安否確認や避難の実施方法など、発災時の初動対応の手順
・人員確保、建物・設備の保護、資金繰り対策、情報保護に向けた具体的な事前対策
・訓練の実施や計画の見直しなど、事業継続力強化の実行性を確保するための取組み など
なお、認定を受けた中小企業は、税制措置や金融支援、補助金の加点などの支援策も受けられます。
以前から会社独自のBPC(事業継続計画)はありましたが、改めて防災への備えや加入保険などを見直すいい機会になりました。
自然災害はいつ発生するかわからず、災害規模に上限はありません。
実際に大規模な災害が起こった時、具体的な行動が取れるかどうかは日頃から訓練や体験をどれほどしているかにかかっています。
災害への備えは「もしも」から「いつも」へ。
かけがえのない命を守るため、社員みんなが防災に関する意識を高めて習慣づけられるように取り組んでいきます。