再生野菜とは、普段なら捨ててしまうはずの野菜の根の部分を栽培し、再生してもう1度収穫した野菜のことです。
最近ではリボーンベジタブル、略して「リボべジ」とも呼ばれており、おしゃれでエコなキッチン菜園としても人気です。
再生野菜はどんな野菜でも栽培できますが、例えば、薬味として大活躍する万能ネギの再生野菜を育てていると大変重宝します。
ネギの場合は丈があるので、コップなどの深い容器を使い、スポンジを容器にあわせて切り取り、切れ目を入れたところにネギを差せば、簡単に固定できます。
毎日水を換え、伸びた根のヌメリをしっかりとるのがポイントです。
水耕栽培だと少しずつ収穫できるので、お味噌汁や食卓の彩りとしておすすめです。
収穫した後もさらに育てることも可能ですが、株は弱るので2回目以降の再生を望むならそのまま土に植えて育てましょう。
これからの時期の栽培で気をつけたいのは、カビや野菜自体が腐ってしまうことです。
夏場は水が腐りやすいので1日に2度は換え、水換えの時に野菜や容器のヌメリをよく洗い落すようにしましょう。
カビが生えたら捨てましょう。
通常だと捨てているものを再利用できるので、お財布にも優しくエコにも繋がります。
皆さんも是非育ててみませんか。