私たちの生活のあらゆる場面で利用されているプラスチック。
手軽で耐久性に優れ安価に生産できることから、幅広く使われています。プラスチックの多くは使い捨てされており、利用後きちんと処理されず、環境中に流出してしまうこともあります。
現在、世界の海に存在しているといわれるプラスチックごみは、合計で1億5000万トン。少なくとも年間800万トンが新たに流入していると推定されます。
プラスチック製のレジ袋が完全に自然分解されるまでに1000年以上かかるとの研究もあり、環境にとても長い期間影響を与えることになります。
また、海洋プラスチックごみを誤って摂取することで絶滅危惧種を含む700種もの生物が傷つけられ、死んでいます。
私たちにできるのは、ポイ捨てをしないことや使い捨て用プラスチックの利用を減らしていくことです。例えば、マイバッグやマイボトルを持ち歩くことで、レジ袋やペットボトルの利用を減らすことができます。
豊かな海を次の世代に残していくためにも、他の誰かが解決してくれるのを待つのではなく私たち一人一人ができることから実践していく必要があります。