花粉症とクスリと私

花粉症とクスリと私

今年もやってきました、花粉症シーズン!

私は今年で花粉症歴13年目。
発症した頃は、薬局に勤めていながら、何故かすぐ薬に手を出しませんでした。
それは、花粉症と認めたくない心理とでもいいますか(笑)
当然、鼻水・鼻づまりで仕事に支障が出ますし、目だけでなく顔全体かゆく、夜も寝苦しい…
もう早々に受け入れました、花粉症。

今では内服薬・点鼻薬・点眼薬のおかげで、ほぼ普段通りの生活ができています♪
あのつらい日々は何だったんだろう…と思うので、現在認めたくない段階の方がおられましたら、早めの受け入れをお勧めします(笑)

・・・ただ、自分に合う今の薬に落ち着くまでに、色々な薬を試しました。

花粉症の内服薬として、一般的によく処方されるのが抗ヒスタミン薬です。
その副作用には口の渇きや便秘もありますが、皆さんが特に気になるのは「眠気」でしょうか?

眠くならなくても、気づかないうちに集中力・判断力・記憶力が低下する「インペアード・パフォーマンス」なんてキーワードを耳にしたことがある方もおられるかもしれません。
受験生のお子さんをお持ちの親御さんは、特に気になるポイントかも?!
でも副作用が気になって薬を飲まないと、当然主作用もないので、花粉症によるつらい症状で結局集中力は下がったまま…

薬によって脳内への移行しやすさが異なるので、眠気が出やすい薬・出にくい薬がありますが、やはり感じ方には個人差があります。
眠気が出やすいと言われる薬でも平気な人もいれば、眠気が出にくいと言われる薬でも眠たくなる人もいます。
(そもそも花粉症の症状があると、ぼーっと眠たい感じがありますよね)

ここ数年で、もっと眠気の少ない新しい薬も出てきています。

薬によっては、食事の前後に飲むと効きが悪くなる薬もあるので、飲むタイミングも大事です。

 

一度薬が合わなくても諦めずに、先生と相談しながら自分に合う薬と巡り会って貰いたいなと思います。
部活や仕事で忙しくて、病院受診は(ヾノ・∀・`)ムリムリ~って方!
最近は、病院で処方される薬と同成分・同用量の薬を薬局で買うこともできますよ。
どうしても内服薬が苦手なら、点鼻薬だけでコントロールできる場合もあります。
処方せんがなくても大丈夫~!
ぜひ一度、平野薬局にご相談ください☆